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コトノハの調べ

ここはPBW、学園伝綺RPG【SilverRain(シルバーレイン)】世界に居る桜月・雛乃のブログサイトです。 主に活用される【綴り語り】は 、雛乃が出逢った人 場所がそのまま反映されます。 特にその事に関しての告知をしませんが、もし、その内容に不快を感じるならすぐ削除させて頂きます。 ですが出来るなら、どうか寛大なご理解と共にお許し頂けるととても嬉しく思います。

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【第十三夜】来訪・寡黙な少年


ある時
雛乃は少しでもお話の輪が広がればと
結社紹介所以外に、学園の生徒に手紙を送った
そうする事で結社の事を解って頂こうと思ったのだ

だがそれは、
時に無差別に勧誘すると思われる事がある
雛乃はその事で最近悩んでいた

年の暮れもさしかかり
結社のみなさまと大掃除をしてた時
来訪者は現れた

『勧誘の手紙を読ませて貰いました
 そう・・・あまり活発じゃないけど、よろしくお願いします』

目の前に立つその少年は
伝えるべき事だけ言って黙ってしまった

そんな少年に対して雛乃は

『・・・黎お兄ちゃん・・・突然のお手紙してごめんなさい・・(困惑)
 ・・お答えしてくれた事凄く嬉しいです・・・
 黎お兄ちゃんのペースで・・一緒にたくさんお話しよ・・?・・ね・・
 これから宜しくお願いします・・・(ふかぶか)
 今・・・新しい年に向けみんなで結社の大掃除してるの・・・
 ・・・良かったら・・一緒にガンバロなの・・・』

と雛乃が説明をすると少年は
『あぁ…初めまして、僕の名前は黎。 よろしく。 
 …そうだな、手伝える事があればやろう。』

それに続くように
『はじめましてー、同い年やね。石坂・真奈っていいます。
 宮神さん、よろしゅうにね~。』

『…お初に…お目に…かかります…。春乃宮ありすと…申しますの…。
 よろしく…お願い…いたしますわね…』

それぞれ挨拶を交わした

『・・・・黎お兄ちゃん・・・ひなの事は・・ひなって呼んで下さい・・
 改めてよろしくなの・・(ふかぶか)
 ・・・それじゃ一緒に・・お掃除しよ・・・?・・』

結社に導く雛乃に
『分かったよひな、
 掃除か…家事一般なら任せて、こういうこと慣れてるから。』

新たな入団者と共に一緒に大掃除をする

そして雛乃は思う
お手紙をして悩んだりもしたけど・・・
想いは・・いつかは届くのだと言う事を・・

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【第十二夜】《サポート依頼》冬咲く花精


<オープニング>

 銀誓館学園のクリスマスパーティー。
 毎年、様々な趣向を凝らすパーティーが開催され、
 学園はクリスマス一色に染まります。
 今年は終業式が終わった直後の日曜日がクリスマスイブという事もあり、
 本当に様々なパーティーが開かれるようです。

 クリスマスパーティーは無礼講。
 たとえ、今まで一度も口を聞いた事が無くても、
 一緒にパーティーを楽しむ事ができます。
 クリスマスパーティーは、新しい友達を作る為のイベントなのですから。

 気に入ったクリスマスパーティーがあれば、
 勇気を出して参加してみよう。
 きっと、楽しい思い出が作れますよ。
 掲示板に一枚のチラシが張られていた。
 
『緑樹の迷路』
 クリスマスイブに花壇の迷路と戯れてみませんか?
 今回迷路でご用意しましたのは、ピンク色の可愛らしいエリカ、
 ヒマラヤ雪の下、紫のプリムラ、真白の水仙、
 ノースポール他12月の花々。
 もちろんクリスマスには欠かせな  い柊も置いております──
 季節は冬。けれど花は寒さに負けず美しく咲いている。
 普段は通り過ぎるだけかもしれない花と
 少しでも長く触れていただけたらと思っております。
 冬の散歩を楽しんでみませんか?
 迷路の中ほどに毛布と温かい紅茶やココアなど
 各種取り揃えた休憩所もご用意しておりますので、
 寒さに凍えそうになったらそこをめがけてくださいませ。
 心より参加をお待ちしております。


 チラシの最後はこう締められていた。

 花壇の花は生きております。
 寒いからと言って休憩所へ向うのに花壇の中を踏み込んだりしないように
 くれぐれもお願いいたします。
 もし、今気になる方がいらっしゃるなら誘ってみてはいかがでしょう……


<プレイング>
 
 http://t-walker.jp/sr/adventure/rp.cgi?sceid=799

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ※これはPBW、
  学園伝綺RPG【SilverRain(シルバーレイン)】
  のゲーム内の桜月・雛乃が参加した
  神月椿マスターさまの作品です 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【第十一夜】締結・虹の懸け橋


雛乃のもとにある1通の手紙が届く

†                           †
  おう、遅くなってすまねぇな。
  司だ、うちの結社との友好はどうだい?
  もし良ければ宜しく頼む。
†                           †

それは雛乃が他の結社の所でお世話になってる
同じ団員の東海林・司からの手紙だった

雛乃は結社の紹介所の方に団員の募集の他に
友好結社の募集もしてたのだった

その手紙を持ち雛乃は結社に行き
団員の皆に友好の件で話をした

『・・・ぁ・・ぁのね・・・
 友好申請のお申し込みがあったの・・
 【血と温もりの在処】と言う場所でね
 ひなの他の場所の結社さまでお世話になってる
 同じ団員さんが作った場所なの・・』

『そうなんだ・・それじゃ一度どんな結社さんか見てくるよ』

『・・・(こくん)・・』


その数日後

『ちょっと見学してきたけど・・私はいいと思うよ』

『・・(こく)・・・ひなも・・司お兄ちゃんの所だったら良いと思う
 それじゃ・・ひな・・司お兄ちゃんとこに行って手続きしてくるの・・』


†                         †
 ・・・(ふかぶか)
 結社【コトノハ】の桜月・雛乃です・・

 この度は友好の申請を頂きまして
 ありがとございました・・・(ふかぶか)

 結社の団員さまとご相談したり・・
 手続きが遅くなっちゃって・・ごめんなさいなの・・(しゅん)

 【コトノハ】はコトバに関するあらゆる事を
 みなさまと一緒にお話したりする場所です・・

 お時間あったらぜひ遊びに来て下さい・・
 これからもよろしくお願いします・・(ふかぶか)
†                             †

・・・とお詫びと挨拶のお知らせの手続きをした

そして数日後
ひなたちが結社の方でクリスマスの準備をしていると

『(ミニグラスを外しつつ)よっと…失礼するよ。
 友好より司と云う者だ。雛とは別の結社でも世話になっててな、
 良しなに宜しく頼む。(オーナメントを、ツリーの高いところに飾りつつ)
 俺も手伝うぜ、高いところは任せろ。 
 ぁ、あと紅茶差し入れだ(雛に茶葉の入った小瓶を二つ渡す)
 ダージリンとアールグレイだな、後で俺が淹れるぜ』
 差し入れをもった東海林・司が遊びに来る

『やや、友好先の団長さん。ヒマツ部のほうでもお見かけしましたが・・
 初めまして、石坂と申します。よしなにですよ~。
 高いところはお願いしますね~(下のほうの飾りつけしつつ)』

『(普段の司お兄ちゃんとは雰囲気が違うと思いつつ)
 ・・・遊びに来てくれてありがとなの・・(ふかぶか)・・・
 高いとこは脚立でって思ってたから・・
 手伝ってくれるの嬉しいです・・・
 わぁ・・・ひなのスキなアールグレイがある・・・
 司お兄ちゃんの淹れる紅茶美味しいから・・楽しみ・・』

クリスマスはもうすぐ・・
人の繋がりができ、新しい何かが始まりそうな時

夜の街ではシアワセなヒカリが降り注ぐかのように
イルミネーションがあちらこちらで輝いていた

【第十夜】絆・導かれし者


スローな時間の流れの中

その流れに逆らう事無く
結社では色んな言の葉を紡ぎながら
日々穏やかな時を過ごしてる

こんこん
扉をたたく音がする

『・・?・・ありすお姉ちゃん・・?・・』

扉を開けながら
唯一の団員である春乃宮・ありすの名を呼ぶ
だがその扉の前に居る者は春乃宮・ありすでなく、違う人物

(・・・・誰・・・?・・)
きょとんと見上げているとその少女は、雛乃に声をかける

『はじめまして、石坂真奈と申します。
 『コトノハ』という結社名と、ゆったりしている雰囲気に惹かれて来ました。
 ひとそれぞれによって『コトバ』の捉え方が違うので、
 いろんな『コトバ』についての考えを話し合ってみたいなと思って・・。
 もしよろしかったら、お願いします。』 

とても丁寧にお話をするその少女は
クセ毛の黒髪が印象的なとても親しみやすい感じの人だった

『・・・ぁ・・・(こくん)・・結社の入団希望の人久しぶり・・・
 ひな・・ちょっとびっくりし・・っちゃって・・ごめんなさい・・・
 ・・・ぁのね・・・これから・・たくさんお話・・しよ・・よろしくね・・』

ありすお姉ちゃんよりはちょっぴり上の真奈お姉ちゃん

人との繋がりがまた一つ
そして・・それは絆に変わる
増える事でまた違う何かが・・・違う出逢いが生まれ
そして・・生きていくんだね・・きっと

『・・・・ぁ・・・早速真奈お姉ちゃんの歓迎会・・・
 今日は・・かぼちゃ尽くしなの・・たくさん食べてね』

『わー美味しそう・・桜月さんありがとう』

そしてまた扉を開ける音がまた一つ

『遅くなってしまい…大変…申し訳…ありません……。
 お初に…お目に…かかります……。春乃宮ありすと…もうしますの…。
 よろしく…お願い…いたしますわね……。(少し首をかしげ』

『ひなの事は・・・ひなって・・呼んで下さい・・・なの・・・
 ありすお姉ちゃん・・・今から真奈お姉ちゃんの歓迎会・・・
 ありすお姉ちゃんも・・ここに座って・・・・ね・・・?・・』

時間は止める事は出来ない・・・だが
その時間は・・・その流れは
そこに居る者たちの使い方により変化する
こうして・・・今まさに穏やかな時が流れるように・・

【第九夜】仲間・新しい明日へ


まだ誰も来ない結社で
雛乃はうさちゃんと居たある日

こんこん 
ふいに誰かの扉を叩く音がした

『・・・?・・はい・・』

扉を開けて見ると・・
雛乃より年上の
綺麗な顔立ちの少女が立っていた

『・・・?・・ありすお姉ちゃん・・?・・』

その少女は雛乃がお世話になってる
結社の団員の人で
自己紹介の後、何度か言葉を交わしてる

『雛乃様が結社作られてずっとお一人だったので・・
 ありす・・もっとお話したくてこちらに参りましたの・・
 入団の許可頂けますでしょうか・・?・・』

不意なお願い事・・
結社設立以来・・ずっと一人で
紹介所にも行ったが、未だ誰も来ないのが
最近気になってはいたが
だがそれは・・ゆっくり急ぐ事は無いとも思ってた

そして・・今日こうして入団を希望してくれる人が居る
しかも、顔見知りのこの少女、春乃宮・ありすが来てくれた

『・・・(こくん)・・ひな・・嬉しい・・・
 これから・・・お話たくさん・・楽しい事たくさん
 一緒に出来るともっと嬉しい・・・
 よろしくお願いします・・(ふかぶか)』

少女は表情をあまり変える事無く
『受理…ありがとう…ですの…
 こちらでも…よろしく…お願い…いたしますわね…?』

新しい入団者・・・新しい絆が一つ結ばれる

ココロの中の深い・・まだ知らない何かが
この少女にもあるのだろう・・
雛乃はそれをまだ知る事は無い


その日の夜・・・

『・・・お兄ちゃん
 結社を作って・・初めて入団してくれる人が来たの
 一人で考えてる事も誰かが居れば
 きっとひなが考え付かない事も見えてくるのかな・・
 これから・・色んな事たくさん・・見つけられれば
 それは・・ほんとに・・ステキな事だよね・・?・・』

閉ざして何かが・・ほんの少しヒカリが射したように
新しい未来に・・ちょっぴりどきどきしながら
眠りにつくのだった

 

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プロフィール

HN:
桜月・雛乃
年齢:
27
性別:
女性
誕生日:
1997/02/02
職業:
フリッカースペード
趣味:
詩(歌)を考える事
自己紹介:
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 ⇒出逢い・経験した物語を綴る場所

☆詩
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☆雛乃日記
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