コトノハの調べ
ここはPBW、学園伝綺RPG【SilverRain(シルバーレイン)】世界に居る桜月・雛乃のブログサイトです。 主に活用される【綴り語り】は 、雛乃が出逢った人 場所がそのまま反映されます。 特にその事に関しての告知をしませんが、もし、その内容に不快を感じるならすぐ削除させて頂きます。 ですが出来るなら、どうか寛大なご理解と共にお許し頂けるととても嬉しく思います。
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【心の扉/田村ゆかりさま】
言葉にできるなら カタチを見せられるなら
心の扉を 今すぐ開けて 傍にいたいよ
メールや電話なら もう慣れたはずなのに
今日は昨日より 近づいているかな あぁ・・・
流れるラブストーリーよりも
溢れる恋のバイブルよりも
うまくいかない 伝えられない
でも 捨てたりできないから
言葉にできるなら カタチを見せられるなら
心の扉を 今すぐ開けて 傍にいたいよ
あなたにわかるなら あなただけにわかるなら
いつかは その胸に この声が 響くように
やわらかい風の中を 2人歩いた
こんなに近いのに 何故か切ないよ あぁ・・・
『ギュッとして』って言いたいときも
『バイバイ』って言い出せないときも
強がったり ごまかしてみたり
でも 確かな想いだから
あの日の空のように ある日の赤い月のように
あなたを包む “たった1つ”になれるといいな
戻れない時間ならば 私だけの時間だから
明日は その胸に この声を 届けたいよ
飛び立つ鳥 一輪の花
夢見る未来
あなたにわかるなら あなただけにわかるなら
いつかは その胸に この声が 響くように
【なみだ/hinano】
伝う涙は誰の為?
哀しみが溢れ
想いが溢れ
こんなにも切なくなるこのココロは
きっとあなたを想うから
伝う涙は誰の為?
優しさに溢れ
微笑が溢れ
こんなにも暖かくなるこのココロは
きっとあなただけのもの
見上げる空は
いくつもの顔を見せるように
このココロも同じじゃない
色んなカタチになって
いろんな色に染まって
いくつもの進化を遂げる
涙は人を素直にさせる
ココロを素直にさせる
涙の先に見えるのはなに?
それはきっと
誰も知らない新しい世界
哀しみに染めるのも
優しさに触れるのも
きっと・・自分のココロ次第
【第七夜】勇気・結社への入団
夢を見た。
泣いてる雛乃に兄は言った
「泣きたい時は思いっきり泣けばいい・・
でも一人で泣いちゃダメだ
そんなのは淋しすぎるからね
そういう時はいつでもお兄ちゃんを呼ぶんだよ?
いつでも雛乃の傍に居るから」
でもお兄ちゃんはもう居ない・・
(『お兄ちゃん・・・お兄ちゃん・・』)
届かない兄を呼ぶ声
「雛乃・・雛乃泣かないで・・
一人じゃないよ・・雛乃は一人じゃない
僕達はいつでも雛乃を見守っているから・・
雛乃が淋しい時・・傍に居れないかも知れないけど・・
その時は星空を見て祈って・・きっと願いは届くから・・」
(『お兄ちゃん・・行かないで・・一人にしないで・・』)
「雛乃・・きっと願いは届くから・・」
はっとして目を覚ます
「・・・お兄ちゃん・・」
お兄ちゃんの淋しそうな顔・・・
夢の中のお兄ちゃんは哀しそうな顔をしてた
「・・・・・・」
自分は一体どうしたら良いのだろう・・
結社【コトノハ】に向かう中
楽しそうに話す生徒たちが雛乃の横を通り過ぎる
それを見て雛乃は、逃げるように結社に向かった
・・・避けていた・・人との関わりを全て
ひなの前から誰かが居なくなる
もうそんな思いはしたくない
関わらなければ誰も傷つかないと思ってた
何より自分が傷つく事が怖かったから・・
確かにそうすれば誰も傷つかない
でもそれで・・ほんとに良いの・・?・・
それじゃ・・何も変わらない
ずっとこのまま生きてるだけ・・ただ生きてるだけの・・
何も無い・・何も・・ただの・・
だから最近兄の夢を見るのか
兄が自分を心配して・・
その兄は夢の中で何か言いたげだった
ふと何処からとも無く音が聴こえる
音と言うより・・メロディ
「どこから・・・?・・」
音のする方へ歩いてると・・
(『誰か歌ってる・・?・・』)
扉の向こうからの優しいメロディ
どこか懐かしさを感じさせる旋律・・
そう・・あの頃・・
あの小高い丘の桜の樹の下で歌ったあの頃
兄が亡くなって・・歌の事思い出したくも無かった・・
哀しくなるから・・・
でも・・哀しくはなかった・・
心に響く何か・・
無意識に口ずさんでる自分が居る事に驚く
そして雛乃は旅団【*+Desperado+*】に入団をする。
そこの頃から雛乃は廻りに目を向けるようになった
学園の事・・自分の事・・色んな・・
今日もいつものように散策してると
ある結社の大きな水槽が目に入る
吸い込まれるように水槽の中を見つめる雛乃
「お魚さん・・とっても気持ちよさそうに泳いでるの・・」
とっても嬉しそうに・・楽しそうで・・何より自由に
お魚さんにとってはこの水槽の中が自分たちの世界・・
この中で助け合って生き・・誰かの為に・・自分の為に
自由に暮らしてるの・・
ひなも・・そんな風になれるかな・・
自由に・・誰かの力にもなれて・・助けられるのかな・・
このひなの中にあると言う不思議な力で
それを見つけられれば・・どんなに良いだろう・・
そして・・もう一つの結社【【Cure Water】】に入団する。
夜・・星を見上げ誰とも無く呟く
「まだ結社の人たちとお話しする機会はないけど・・
この2つの結社のみなさまと一緒に居て・・
何かが見つけられたら・・いいな・・
だから・・・見ててね・・・」
夜空から・・流れ星が落ちた
【第六夜】出発・新しい生活
銀誓館学園の学園生活を送って数日が過ぎた
この学園に来て解った事・・
ここに通う生徒の中には
何かしらの不思議な能力を持っている人も居るという事
クラブ活動も活発で
いっぱんの生徒が入部するクラブの他に、能力者だけが
入団する特別なクラブ『結社』が用意されてる事
そして何より・・・雛乃もその能力者の一人であると言う事・・
【フリッカースペード】
音楽という技術を魔術の域にまで高めた存在
声を操る者。歌声で相手に自分の想いを届ける
・・・それが雛乃の不思議な力
歌は・・・スキ・・
スキ・・だった・・・
ひなの歌がスキって言ってくれたから
一緒に笑ってくれる人が居たから
・・・・ひなの歌を喜んでくれたから
でも・・もうその人は居ない・・・・
「・・・お兄ちゃん」
心の呟きが声として発する
その名をコトバにしただけで・・・涙溢れる
何度こうして涙を流しただろう
・・・・止まらない
枯れて・・なくなってしまう事は・・いつかあるのかな
きゅぅ・・・
今はたった一つ残された唯一の宝物
兄から貰ったウサギのぬいぐるみ・・
泣き顔を隠すように雛乃は強く抱きしめた
ある日
クラブ棟を抜け、学園を散策してると
大きな古樹を見つける
「・・・大きな樹・・いつからここに居るのかな・・」
その樹に顔を寄せ、目を閉じ耳を澄ます
まるでその樹の水の流れが聞こえるような
そんな不思議な感覚
「・・・何だか・・・凄く落ち着くの・・」
樹々の上の方から鳥のさえずりがきこえる
「ここに・・ひなの・・ひな達の場所を作ってもいい・・?・・」
見上げ雛乃は古樹に問いかける
はらはらと葉が落ち
雛乃にはそれが答えのように思えた
「・・・・ありがと・・」
雛乃は古樹に、そっと体を預けた
それから数日後
結社【コトノハ】を結成する事となる
【この星空の彼方/岡本真夜さま】
今でも 振り向けば
そこに あなたがいるようで
季節は巡り 変わるけど
私は 立ち止まったまま
線路沿いの桜が
もうすぐ 咲き始めます
春を待たず
星空へ あなたは逝ってしまった
最後の夜 病室で
「お花見に 行こうね」って
ねぇ 神様 約束したのよ
お願い 彼を返して
悲しみは まだ消えないのよ
少しずつ あなたを想い出にできるのかな
一人 見上げる夜空
どうすればいいのか わからない
今は笑えない
ごめんね
今は泣かせて
あなたに・・・会いたい
一度だけ
手紙をくれたこと 覚えていますか
赤いカードに“Happy Birthday”
とっても 嬉しかった
一緒にいた時間は
短かかったけど 忘れないよ
もう二度と 触れられない頬も
唇も指も・・・ その笑顔も
きっと生まれ変わっても
出逢えるよ 二人
そう思ってていいよね
さよならは 言わないよ
この胸に この胸の中に
ずっと 生きてる
悲しみは まだ消えないけど
少しずつ前を見つめて歩けるように
この星空の彼方
いつまでも 見守っていてね
今は笑えない
ごめんね
今は泣かせて
あなたを 愛してる
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